こんにちは、アラフィフ男のたくぞうです。
若いころから職を転々としてきましたが、ほとんどがサービス業と呼ばれる職種でした。
そんなたくぞうですが、昔からずっと気になっていたことがあります。
このまま社員として働いていくと、アラフィフになったらどうなるのだろう?
ということです。
サービス業と言われる職場で働く人はたくさんいます。
でも一部の料理長的な人や、おかみさん的な人以外で、接客しているのは若い人ばかりですよね。
昔はおじさんと言われるような人でも、ウェイターをしてる人はいましたが、みかけなくなりました。
おばさんでウェイトレスをやっている人は、深夜にファミレスに行くと今でも見かけますが。
おじさんはどこへ行ってしまうのか。
役がついてえらくなる人は、ほんの一握り。
それ以外の人ってどこに消えていくのでしょうか?
たとえば、マクドナルドを例に挙げてみます。
働いたことはないですけど。
25年前に20代だったマクドナルドの社員さんは、たくさんいたはずです。
その人たちは、今アラフィフになって何をしているかということです。
えらくなって店舗勤務じゃなくなった人なんて、比率で言うと少ないですよね。
店長だとかエリアマネージャーという人もいるかも知れませんが、それもイメージだともうちょっと若い人ですよね。
答えは本当にわからないです。
私たくぞうが、本当に若いころから疑問だった問題なんです。
アラフィフになると、社会からも隔離される?
見た目が悪いから? 動作が鈍くなるから?
消えたサービス業のアラフィフ
私たくぞうの場合は、ほぼ飲食関係で働いていたので、また違った疑問がありました。
こんなしんどい生活は、いつまでも続けることができない。
みんなどうするんだろう・・という肉体的な疑問です。
動きっぱなしの長時間労働。
若いうちは、それなりに給料がもらえていたのもあってか、体は動きました。
バブルがはじけてからも、10年ぐらいは景気が悪いと実感するほどではなかったですからね。
28歳のときに、その時バイトしていた飲食店で、社員になってすぐの給料が手取りで45万円でしたから。
でもその年ぐらいが、バブルの余韻最後ぐらいだったと思います。
その後は景気とともに給料も大幅に下がっていきました。
30代でも職場を転々とし、給料の少なさに戸惑いながらも、体はまだ動きました。
この頃ですね、結婚とか普通の生活をあきらめたのは。
生きていく原動力と、未来への原動力の2つがあって、未来への原動力がなくなってしまったわけです。
40代になってもまだ体は動くけど、見えない恐怖を感じるようになります。
50代になったらどうなるんだろう・・。
無理がきかない年になったら生き地獄でしかありません。
年に50回足らずの休み。
ゴールデンウイーク、シルバーウィーク、お盆、年末年始などはなく、その代わりの休みもない。
もちろん特別な手当てもない。
それだけ働いても最低の賃金。
人の倍働いて、給料は半分。
肉体的にも精神的にもやっていけるのだろうか・・。
希望もないのに続くわけがありません。
飲食店で働いていると、40代ぐらいの人が転職してくることがたまにあります。
中高年にとっては最後の砦なんですよね。
飲食、タクシー、風俗の店員
だからたまに行き場のない人がやってくるんです。
そして数週間で精神的にも肉体的にも、ボロボロになってやめていきます。
慣れるまでは、一日中立ってるだけでもしんどいんです。
私たくぞうも、2年前に知人の頼みで、1日だけお店の手伝いをしたんですが、足が痛くて立ってるのが精いっぱいでした。
それが一日中動きっぱなしですからね。
基本的に、飲食で働いてるとずっと動いていないといけません。
それはホールであっても、厨房であってもです。
そういうのを経験したことがなければ、続くわけなんてないんです。
ちょっと話がずれましたが、サービス業からアラフィフが消えていくのには、仕事がキツイからという理由も多いのではないでしょうか。
納得できる給料か原動力がないと無理だと思います。
40歳から64歳までの、広い意味での引きこもりの方は約61万人ほどいらっしゃるそうですが、この中に消えたアラフィフのサービス業の人はどれくらいいるのでしょうか?