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【あらすじと感想】ランボー5、ラスト・ブラッドが残念な内容だった。

こんにちは、小学生のときにテレビではじめて映画「ランボー」をみたアラフィフのたくぞうです。

特にファンだったわけではなく、ランボー4にあたる”最後の戦場”は劇場に行って観たものの、2と3は最近になってAmazonのプライムビデオで視聴しました。

そんな私ですが、最後の戦場はけっこう好きで、年を取ってもパワフルさが衰えていないランボーをカッコいいと思い、ラストの故郷に帰る場面ではグッときたのを覚えています。

家族と再会できたのかな?とか、どういった会話をしたのかな?と、みんなが心の中で妄想したのではないでしょうか。

で、もちろん観てきました公開日の初日6月26日の金曜日

ランボー ラスト・ブラッド

結果から言うと、残念!というか観なきゃよかったかも。ぐらいの低評価とさせてもらいます。

評価:

低評価ではあるけれど、0や1ではなく3。

部分的に面白かったのと、ランボーが育てた娘役の女優さん(イヴェットモンレアル)が可愛いかったからかも知れません。

イベット・モンレアル

ティーンエイジの役柄ですが、実際には27歳ということです。

どうりで可愛さだけでなく、妖艶さも持ち合わせているはずです。

 

それではあらすじを交えた感想をご覧ください。

ランボー:ラストブラッドのあらすじと感想。

ランボー4 ラストシーン

前作のラストで故郷に戻ったランボー。
同居人マリアの孫娘を、自分の娘のように愛情を持って育てる幸せな生活を送っていた。

ガブリエルとランボー

その娘ガブリエラが「自分を捨てた父に会いにメキシコに行ってくる。」と言ってからの展開は早く、予想通り麻薬漬けの情婦になるべく人身売買の組織に拘束される。

父親の居場所を教えてくれた女友達が、ガブリエラを売ったのだ。

 

即効救出に向かうランボー!頼もしい!

出かかるランボー

女友達にクラブへ案内させ、ガブリエラをさらったと思われる男を締め上げて、敵地へ乗り込んだまではいい。

ガブリエラは可愛いし、テンポも良く、ここまではワクワクして観ていました。

さあどうやって、ガブリエルを救出するんだ?

「96時間」ばりに、いや、それ以上にスカッとさせてくれ!

そう期待しながらも、映画の時間配分的に、ここであっさり救出できないことはわかっていた。

どちらかというとまだ映画の序盤なのだ。

でも今救出しないと、可愛いガブリエラが酷い目にあってしまう。

もし客でも取らされたとなったら、いくら敵を倒したとしても、爽快感なんてなくなってしまうのだ。

そして結果は望まない方向に・・。

 

何の戦略もなく敵の懐に入ったランボーは、あっさりと半殺しにされ、敵の怒りはガブリエラに向けられるという最悪な展開となった。

そりゃあそうなるでしょ、何をやってるんだランボー・・。

 

ランボーは、組織を追っているジャーナリストの女性に助けられるも、4日間も眠ったままだった。

ガブリエラはランボー同様に顔に大きな傷をつけられ、麻薬漬けに。

客を取らされている描写はなかったが、個室で半裸で寝ているのをみる限り、そういうことなのだろう。

その後、売春宿からはあっさりとガブリエラを救出するランボーだったが、ガブリエルは車の中で息絶えてしまう。

あーあ、やっぱりか・・。

ここから復讐に燃えるランボーだが、もう敵を殺したところで、悲しみを背負って余生を過ごさないといけないことは確定しているのだ。

メッセージとして、敵のボスの弟を始末して、自分の家におびき寄せる作戦に出たランボー。

前半から存在をアピールしていた地下通路や馬小屋に、「ホームアローン」のランボー版ともいうべく、爆薬や銃などで細工を施して敵を待つのだった。

もちろん最後は復讐を果たすわけだが、これは勝ったと言えるのだろうか?

やられたことの方が大きすぎて、悲しい気持ちだけが残る結果となった。

こんな最後なら、4で完結した方がよかったのではなかろうか。

その他に気になった点。

・ガブリエラのクズな父親と、ガブリエラを売った女への対応が甘くてモヤモヤが残った。

・ランボーを助けた女性ジャーナリストの存在も、顔のインパクトのわりに
中途半端で、ランボーが女性に助けを乞う場面が2回あったが、場所を教えただけ?という活躍しかなかった。

・売春宿でガブリエラを探すときに、部屋をまわっていくのだが、ただの客を殺していくのはやりすぎ。

・ガブリエラを救出されて、ボスと弟が揉めたときに、弟が「責任を取ってもらう」というようなことを言っていたので、どういう展開になるのかと思っていたら、消化されず終いだった。