台湾プロ野球(CPBL)を象徴するアイコン、ちゅんちゅん(峮峮)。 彼女のダンス動画をきっかけに台湾野球に興味を持った方も多いはずです。

この記事では、定番応援歌のマスターガイドに加え、本名の由来や日本での活動、そして今やアジアのエンタメを牽引する台湾チアの最新事情を深掘りします。
1. ちゅんちゅんの本名と、失われつつある「純粋な魅力」
彼女の本名は、呉函峮(ウー・ハンチュン)といいます。愛称の「ちゅんちゅん」は、名前の最後の「峮(チュン)」から取られました。
1990年生まれ、2026年現在36歳の彼女が今なお支持され続ける理由は、単なる若作りではない「唯一無二の存在感」にあります。
あどけなさと凛とした強さ
少女のような無邪気な笑顔を見せる一方で、その奥にはプロとしての「凛とした誠実さ」が光ります。SNS全盛の時代、多くのアイドルが計算された「あざとさ」を武器にする中、彼女のパフォーマンスには、かつての日本人が大切にしていた「一生懸命さ」や「素朴な健気さ」が宿っています。
等身大の親しみやすさ
挫折を経験しながらも、チアという場所で花開いた彼女のストーリーも相まって、男女問わず「心から応援したくなる」誠実さが、彼女の最大の魅力です。
2. 応援歌「炸裂陳子豪」の歌詞と日本の応援歌との共通点
彼女を一躍有名にしたのが、強打者・陳子豪(チェン・ズゥハオ)選手の応援歌です。
【歌詞(掛け声)】
炸裂 陳子豪!
(チャーリエ! チェン・ズゥハオ!)
一撃炸裂 陳子豪!
(イーツィー チャーリエ! チェン・ズゥハオ!)
炸裂 陳子豪!
(チャーリエ! チェン・ズゥハオ!)
一号重砲 陳子豪!
(イーハオ ジョンパオ! チェン・ズゥハオ!)
【言葉の意味を解説】
炸裂(チャーリエ): 文字通り「炸裂させる」「ぶっ放せ」という意味。
一撃(イーツィー): 「一発」や「一撃」を指します。
重砲(ジョンパオ): 強打者を「大砲」に例えた表現です。
つまり… 「かっとばせ陳子豪!一撃決断、陳子豪!チーム一の強打者、陳子豪!」という、期待を込めた熱いエールになっています。
日本の応援歌とも似ている?
このフレーズ、どこかで聞き覚えがありませんか? 例えば、昭和〜平成のプロ野球でおなじみの「かっ飛ばせ!〇〇!」「ライトへ、レフトへ、ホームラン!」といった日本のスタイルと、実は非常によく似た構成です。
日本の応援文化が台湾へ伝わり、そこに台湾独自のポップな音楽性が融合して今の形になりました。覚えやすくて力強いリズムは、国境を越えてファンの心を一つにします。
3. 日本を席巻!ちゅんちゅんの来日活動と実績
彼女は単なる「台湾の有名人」ではなく、日本でも確かな足跡を残しています。
甲子園での始球式とタイガース戦
阪神タイガースとのコラボイベントで来日し、甲子園球場を熱狂させた姿は記憶に新しいところです。彼女の登場により、日台の野球ファンの交流がより一層深まりました。
おなじみの「龍角散」CM
日本を代表するのど薬「龍角散」のCMにも出演。「台湾の綺麗な声のチア」として、お茶の間の認知度をさらに高めました。
他にも雑誌の表紙を飾るなど、日本における「台湾チアブーム」の先駆者として、多方面で活躍し続けています。
4. アジアを揺るがす「台湾チア」の熱狂
今や台湾のチアガールは、世界最強のパフォーマンス集団といっても過言ではありません。その熱狂は、日本や韓国のプロ野球にも大きな影響を与えています。
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「キツネダンス」との共通点
日本で社会現象となった日本ハムファイターズの「キツネダンス」なども、チアを主役に据えて球場をエンタメ空間に変えるという点で、台湾チア文化の成功例と通ずるものがあります。 -
韓国・台湾のクロスオーバー
近年では、韓国のトップチアが台湾のチームへ移籍したり、逆に台湾のチアが韓国のイベントに出演したりと、アジア圏で「チアのプロ化・タレント化」が加速しています。
その中心にいたのが、紛れもなくちゅんちゅんでした。彼女の成功が、チアガールの地位を「応援の脇役」から「球場のヒロイン」へと押し上げたのです。
まとめ:進化し続ける「ちゅんちゅん」から目が離せない
本名の呉函峮として、タレントや司会業でも才能を発揮している彼女。30代半ばを迎え、あどけない少女の魅力に「自立した大人の女性の輝き」が加わった今が、実は最も美しい時期かもしれません。
次に中信ブラザーズの動画を観るときは、ぜひ「チャーリエ(炸裂)!」と叫びながら、彼女が体現する日台の熱い絆を感じてみてください!
