こんにちは、アラフィフ男のたくぞうです。
私の実家は、自宅から約1時間ほどなので、月に一回ぐらいは帰るようにしています。
実家にはまだ私の部屋はそのまま残されています。
とはいっても、かなりのものはゴミとして処分されてしまいました。
そんな中でも、押し入れに残ってるものもいくつかあるのです。
その一つがブルワーカーです。
通販しかなかった時代
私たくぞうが中学生の頃は、もちろんネットなどないので、雑誌の広告に載っている通信販売を利用することがよくありました。
特によく見たのが、週刊ジャンプとヤングマガジンですね。
ジャンプは小学生のころから読んでいて、ビーバップハイスクールを見るようになってから、ヤンマガも読みはじめた感じです。
漫画を一通り読んだら、それ以外の部分をもう一度最初から読んでいくのですが、広告も楽しみの一部でした。
広告には怪しい商品が多かったのですが、情報のない時代ですから、ワクワクしながら妄想を膨らませて見ていましたね。
はじめて買ったのが、ボールペン型の空気銃だったと思います。
その後も歯が白くなる歯磨き粉「セッチマ」、絵をコピー(写し書き)できる道具、特殊警棒、ヌンチャク、アイドルグッズなどを買った記憶があります。
中学生ですから、強くなったりカッコよくなったりするものに惹かれるんですよね。
身長が伸びる方法や、拳法で強くなる方法、腕の重りのリストバンドに、握力を鍛えるマシーン、日焼けマシーンなどがあったなか、単独でも広告を出していたのがブルワーカーだったんです。
その広告は、ちょっとした漫画になっています。
ひ弱な少年ヒロシが、たくましくなった旧友のトオルと出会い、ブルワーカーで鍛えたことを教えてもらって、自分も申込んで鍛えて、たくましくなるというストーリーになっているのです。
この中に出てくる「まったく」「簡」「単だ」というセリフは、今でも忘れることができないぐらいインパクトがあった、というか繰り返し何度も何度も見ていたわけです。
当時は中学生でしたし、今のように街にスポーツジムはないし、ガリガリに痩せていたので、すごく興味がありましたね。
でも中学生にとっては、そこそこいい値段だったと思います。
ハッキリ思い出せないので、調べたけどわかりませんでした。
おそらく2万円近くしたような気がしないこともありません。
中学生でそんな大金を持っていたとしたら、お年玉でしょうか。
その辺の記憶が曖昧ですが、思い切った買い物だったことに間違いないでしょう。
ブルワーカーの効果は
思い切って手に入れたものですから、しばらくは真面目にトレーニングしていたと思います。
アイソメトニックという理論で、毎日7数秒の負荷をかけることを繰り返すことで、筋肉を増強していくというものです。
持ち方や向きなどを変えることで、いろんな筋肉に働きかけるので、当時はそこそこ感動したものです。
とくに立ったまま腹筋に負荷をかけることができるのは、よく考えられていると思いました。
ひとつのマシーンで、さまざまな部位の筋肉を鍛えることができます。
トレーニングの手ごたえはありましたよ。
ただあの頃はまだ、スポーツのプロでさえ理にかなったトレーニング方法をとり入れていない時代でしたから、アイソメトニックが正しいのかどうかもハッキリわかりませんでした。
体もできていない中学生だったので、走ったり腕立てをしたりして基礎をつくるのが先だったかもしれませんね。
続けていたら、それなりに効果があったでしょうけど、やっぱり続けることはできませんでした・・。
アラフィフ男の思い出のブルワーカーまとめ
あらためて当時の広告を見ると、懐かしいですね。
どれくらいの中高生がブルワーカーを手に入れたのでしょうか。
ブルワーカーのホームページを見てみると、面白いことがありました。
広告の漫画がリニューアルされているのですが、当時の主人公ヒロシがおそらくアラフィフになって、もう一度トレーニングしてをして、たくましい体を取り戻しているんです。
つまり、当時のターゲットを30年以上たった今、もう一度ターゲットにかけようとしているわけです。
なつかしくて買っちゃう人がいるかも知れないですね。
私たくぞうのブルワーカーは30年以上たった今でも、まだしっかりしていたので、今度実家に帰ったら持って帰ってこようと思います。