こんにちは、アラフィフ男のたくぞうです。
around fifty:アラウンドフィフティー(50歳前後)
略してアラフィフ。
(英語で伝える場合は:around the age of 50)
和製英語であり、造語であります。
最近では当たり前に聞く言葉ですが、いつからこんな言葉ができたのでしょうか?
アラフィフとは、50歳前後という意味なのは何となく理解していると思いますが、何歳から何歳までを言うのか気になりませんか?
アラフィフって女性を指すことば?
もともとはアラサーという言葉を、女性ファッション雑誌「GISELe」という月刊誌で、使ったことからはじまったとされています。
30歳前後の女性に対して使われた言葉で、当初は婚期に関して微妙な年代であることを、若干皮肉ったニュアンスを含んで使われたことも多かったように思えます。
「もうアラサー・・。」
どちらかというと、女性にとってネガティブワードだったのではなかったでしょうか。
その後、40歳前後のアラフォーや、50歳前後のアラフィフといった言葉も使われるようになるとともに、気が付けば年代をあらわすだけの意味でも使われるようになり、男性にも使われるようになっていたという流れです。
世間に浸透したいちばんの原因は、ドラマのタイトルに「アラウンドフォーティー」という言葉が含まれていたことらしいですが、私たくぞうは、そこまでは記憶にないですね。
そうだったような気もしますが、そのドラマを見ていません。
アラフィフという言葉は、一応は男性にも使われるようですが、女性に比べるとそこまで一般的でないことは、インターネットで検索するとわかります。
アラフィフ、アラフィフブログ、アラフィフ画像
このようなキーワードで検索しても、ほぼ女性に関する結果しか出てきません。
アラフィフ(男性)は何歳から何歳まで?女性と同じ?
では何歳から何歳までをアラフィフと呼ぶのでしょうか?
もちろん、雑誌から生まれた造語なのですから、つくった人が定義付けしていたら別ですが、きちんと決まっているわけではありません。
男性と女性で、年齢の範囲を分ける必要も意味もないでしょう。
勝手に考えてみると、狭い範囲でみれば50歳の前後2歳ぐらいでしょうし、広い範囲だと四捨五入で50歳になる年齢ということになるのではないでしょうか。
アラフィフとは、広い範囲だと45歳~54歳
昔は45歳になっても、気持ちはまだまだ40代でいられたのに、今は無駄に50代を意識しないといけなくなってしまったわけですね。
「たくぞうさんは何歳なんですか?」
「よ、45歳です。」
「アラフィフですね。(ニヤッ)」
ってわざわざ言う人が絶対にいるやつです。
これが同じアラフィフでも54歳だとすると、こちらから「アラフィフです。」と答えるのも”若くみられたい”と思われそうで気が引けますよね。
とにかく、アラフィフをはじめ、アラフォー、アラサーという言葉には、皮肉や忖度が込められてそうで、あまり使われて気分のいいものではないことが多そうです。
自分で使う時も、ちょっとした自虐的な心理が混じったり、若く見せたい気持ちを見透かされたりで、言った後に恥ずかしくなってしまいそうです。
ちなみに60歳前後になると、アラウンドシックスティではなく、還暦にかけてアラカンというそうですよ。
えっ、40歳を過ぎたら初老なの!?
アラフィフだのアラカンだの言っていますが、我々アラフォーの世間的なイメージの位置はどのあたりなんでしょうか?
初老とは、もと、40歳の異称といわれていました。
つまり、昔は40歳になると、おじいさんおばあさん扱いされても仕方がなかったわけです。
時代の流れにより、言葉の意味は変わりますから、最近では60歳を超えたあたりを初老、65歳ぐらいからを老人と呼ぶのが一般的なようです。
私たくぞうが子供の頃の感覚も、ほぼそれに近いですね。
実際の祖父と祖母も、物心ついた頃にちょうど60代中盤でした。
そう考えると、ここ数十年ではあまり変化していないといえるかも知れませんが、今の子供世代はどうなんですかね。
あまり興味もないですけど、親世代の年齢が上がっていますし、その親世代も元気になってきていますから、60歳ぐらいじゃまだ、おじさんおばさんといった扱いになるかもしれないですね。
アラフィフとは?まとめ
40代、50代といえば良いのに、なぜアラフィフなのか。
カタカナを使うことで、印象が柔らかくなりもしますが、場合によっては何歳も上の印象を与えてしまうこともあります。
いずれにせよ、自らこの言葉を使う人は、自分の年齢をハッキリさせたくなかったり、若く見えるでしょ?というアピールなど、なんらかの意図があるわけです。
人によって見た目の年齢も大きく変わるし、経済的な格差も広がっていくアラフィフ。
人生100年とするならば、折り返し地点のアラフィフ。
生き辛くなってきた日本というか、時代というか、よくわかりませんが、残りの50年を少しでも楽しく生きる方法を模索していきたいと思います。