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バカを自覚する大人向け「日本人なので天皇について知りたい~!」

天皇即位の礼

こんにちは、アラフィフ独男のたくぞうです。

アラフィフにもなって、よくわかってないことって多いです。

生意気に知ったかぶって、知識があるようによそおって話してたりすることもありますが、けっこう当たり前のこともわかってなかったりします。

たくぞう
たくぞう
バカな大人ですわ。 高卒やしね。 でもみんなそんなもんやろ。

 

とくに政治の話なんてそうです。

Yahoo!ニュースなどをみただけで、知識を得たつもりになって、得意げに人に教えたりすることもあるわけです。

その時は調べるんですけど、忘れることも多いです。

 

たとえば三権分立。

「三権分立って何?」と聞かれて、すぐに答えられる人は意外と少ないんじゃないでしょうか?

立法、行政といわれると、司法とでてくるかも知れない。

でも説明しろといわれるとできない。

そこでバカだとばれないように、自分よりもわかってない人に向かって「権力を三分化することによって、権力が集中しないようにしてるわけだよ。」なんていって濁すわけです。

 

それはおいといて、今回は日本人なら知っておきたい天皇陛下にまつわる知識を最低限知っておこうというお話です。

私たくぞうは、ほんの数年前までは「天皇陛下なんていらないんじゃない」「なんで子供に”様”をつけているの?」なんて思っていたぐらい不敬で無知な人間でした。

たくぞう
たくぞう
ホンマに恥ずかしいわ。

 

それも今や世界的に権威のある日本の天皇陛下を誇りに思っている、佳子さま推しの国民でございます。

とはいえ、まだまだ分かっていないことも多いので、最低限知っておくべきことを、備忘録もかねてまとめたいと思います。

あまり頭がよくないと自覚している人向けの記事なので、頭のいい人は他をご覧ください。

 

そもそもなぜみんな天皇陛下について知らないのか?

日本の象徴である天皇陛下、歴史にもでてくるし、戦争中には「天皇陛下万歳」といって戦死していった人も数多くいるのは知っている。

でもアラフィフ以下のほとんどの人が、あまり天皇を意識することなく生きてきたのではないでしょうか?

世界最古より続くエンペラーとして、最も権威のある天皇陛下を、当の日本人がまったく知らない現実があります。

「ローマ法王やエリザベス女王はすごいけど、天皇陛下ってえらいの?」

といったところではないでしょうか。

 

なぜ日本はこんなふうになってしまったのか?

国歌を歌うのを拒否する教師なんかもいましたよね。

自国の国旗を掲げると、すぐに右翼呼ばわりする人々。

異常ですよね。

私たくぞうも、スマホで佳子さまの写真を眺めていると、同僚に「ヤバっ、右翼なの?」といわれました。

たくぞう
たくぞう
自分の国のお姫様の写真をみたら右翼って・・。

 

こうなってしまったのも、天皇のことを知らない日本になったことと関係します。

教わらなかったからです。

それどころか、どちらかといえばあまりいい印象がありません。

そこには日教組と右翼の存在があります。

 

日教組とは日本教育組合の略で、私たくぞう世代の多くの教師がその教えに侵されてしまっていました。

一言でいうと、愛国心を持たないように育てようとします。

たとえば、漫画「はだしのゲン」が学校に置いてあったのも、生徒への洗脳の一つです。

私たくぞうの小学生の時の担任もまさにそれで、教室には「はだしのゲン」が置いてあり、映画などもみせられ、修学旅行は広島の原爆ドームです。

たくぞう
たくぞう
ちなみに社会見学は朝日新聞やったわ。

戦争の悲惨さを植え付けられて、その戦争をはじめたのは昭和天皇で、悪い人なんだという印象を持たされたんです。

高校のときなんて、もうそのまま左翼って言うあだ名の教師までいました。

 

そして右翼の街宣車です。

 

右翼とは、いわゆる保守的で、天皇を支持する考えを持っている人たちを指します。日本人を第一に考えるべきだとしているので、それに反する韓国や朝鮮を敵対視しているところもあり、ネットではネトウヨなどと呼ばれています。

私たくぞうなどは、ふつうに愛国心があり、韓国などに対しても当たり前のことを思うだけなのですが、ネットでコメントでもしようものなら、ネトウヨ扱いされてしまいます。

左翼とは、なぜ日本に存在するのかわかりませんが、日本よりも外国(韓国や北朝鮮、中国)の為になることをすすんでやるバカのことでネトウヨに対してパヨク言います。

子供を育てるはずの日教組も左翼にあたりますし、おかしなことに、国民のために働く国会議員の中にも左翼は多数存在しています。

今でも休みの日になると、御堂筋を右翼の街宣車がパレードすることがありますが、そこまで怖くないですよね。

信号も守るし、怖いことも言いません。

でも昭和の頃の街宣車って、もうヤクザですよ。

居合わせたら最悪。

「赤信号でも行かんかいコラァー!」と後ろから拡声器で怒鳴られるわけです。

子供の頃は、なぜこんな集団が存在するのか、まったくわかりませんでしたが、要するに右翼は実は左翼で、愛国心を持っている奴はヤバいやつという印象を与えたかったんですね。(※実際にはいろんな団体がいるようですが、興味ありません)

高校の卒業式に、国旗がどうとか言って街宣車が何台かやってきたこともありました。

下らないことのようにも思えますが、実際に日本人の多くは、その印象操作に踊らされてしまっています。

あなたも誰かを右翼呼ばわりしたり、国旗を持っているだけでよくない人だと決めつけたことありませんか?

 

長くなりましたが、要するに私たくぞうは、親からも教えてもらっていませんし、学校でも戦争をはじめたのは昭和天皇だという程度しか習わなかったので、知らなかったわけです。

今のように、インターネットもないわけですから、それ以上の情報は入って来ないのです。

それ以外で覚えているのは、昭和天皇が崩御されたときです。

井上陽水のみなさんお元気ですか?のテレビコマーシャルが自粛されていました。

後は、紀子さんスマイルがワイドショーをにぎわしたことでしょうか。

 

最近はちょっとわからないことがあればググればいいわけですから、興味を持つ人も少しづつ増えてきていると思います。

たとえば、韓国政府の誰々が天皇陛下を侮辱した発言をしたとなると、愛国心のある人は、日本の天皇陛下を調べて、そのすごさに気付くわけです。

 

戦後70年が異常だっただけで、これからは天皇を世界に誇り、堂々と愛国心を語り、国旗を掲げてもいちいち右翼だとか言われない社会になるといいですね。

 

天皇陛下に関する最低限の知識

天皇陛下について何を知ればいいか?

誰かと討論になった時に、自分の意見を添えてそれなりに話せるぐらいの知識を目安に、できるだけ最小限にまとめたいと思います。

細かいことは気にせずにサクッと行きます。

 

初代天皇は神武天皇(じんむてんのう)
紀元前660年1月1日に即位されたということなので、日本はそこから2670年以上続く、現存する世界最古の国というわけです。

これも日本人でありながら、知らない人が多いんですよね。

えっ、中国4千年の歴史?

あそこは国がコロコロ変わってるんで、中国なんて数十年の歴史ですよ。

 

神武天皇は神話である説が強くなっていることも、何となく知っているといいと思います。

 

一気に2,500年ぐらい進みますが、天皇は奈良時代から平安時代にかけては政治と祭祀(神々や祖先を祭ること)の頂点に立っていたということです。

その後、政治的な実権を失って、おとなしい時代が続きますが、江戸時代から王者を尊ぶ思想「尊王論」の流れがでてきます。

ペリー来航で幕府は独断で判断できずに、孝明天皇に相談→天皇の権威復活!

討幕寸前に明治天皇が即位して、大政奉還(徳川慶喜が政権を朝廷に返上)により天皇を中心とした国家制度が出来上がったわけです。

このあたりはサクッとながしますが、明治になって天皇の権力が強くなったということです。

大日本帝国ですね。

明治天皇は2つの戦争を指揮して勝利に導きます。

1894年の日清戦争と1902年の日露戦争です。

現中国と現ロシアへの勝利で、日本は世界の列強諸国の仲間入りを果たしたわけです。

たくぞう
たくぞう
日露戦争での勝利は全アジア人に勇気を与えたんやで。

 

明治天皇は、2つの戦争の勝利と、近代化を成功させました。

 

次の大正天皇は、一般市民にも気軽に声をかけるような気さくな人柄だったようですが、あまり体が強くなく、第一次世界大戦にもあまり関わっていなかったようで、途中からのちの昭和天皇に政務を任せることになります。

 

1926年に昭和天皇が即位されます。

私たくぞう世代が子供だった時に、戦争を起こした張本人だと刷り込まれた昭和天皇です。

実際はどうだったのかというと、昭和天皇は唯一といっていいほどの平和主義者でした。

第一次世界大戦の戦地をまわり、戦争を起こしてはいけないと誰よりも願っていた人なんです。

ではなぜ戦争を起こしたのか?

昭和天皇が完全に権力を握っていたら、戦争は起こっていなかったでしょう。

自らの考え「日米開戦は回避すべし」を軍部や政府に主張し続けたのですから。

でも独裁政権ではなく、自分の意見が制限される「立憲君主」であることが仇となり、閣議や軍部で決まったことを覆すことができなかったわけです。

たくぞう
たくぞう
歯止めが効かんかったんやろうな。

 

とにかく太平洋戦争がはじまり、1945年の8月に広島と長崎に原爆が落とされて、ポツダム宣言を受諾して戦争に幕を閉じます。

国民が苦しんでいるのに、自分は安全なところでふんぞり返っているというようなことを言う人もいますが、この時も軍の司令官などの反対を押し切って「国民が苦しむのはこれ以上みていられない」として終戦を選んだのは昭和天皇です。

 

翌年には俗に言う「人間宣言」により現人神を否定することになるわけですが、これもよく勘違いしている人がいます。

天皇が自ら神だと宣言して、国民を操っていたようなことを言う人がいますが、権力を持たせたり政治から退かせたりするのは、政治家がいいように操っているだけで、むしろ天皇は逆の考えを持っていたと思われます。

 

終戦後、通訳だけを連れてマッカーサーを訪れ、すべての責任は自分にある。自分はどうなってもいいから、国民の衣食住に配慮してください。とお願いしているような人なのです。

命乞いに来たと思っていたマッカーサーは、感動して命を奪わなかったというエピソードは、いまでこそ普通に語られていますが、ネットが普及しなければ今も知らなかったのではないでしょうか。

その後は8年以上にわたり、国民を慰めるために日本中を周られ、1989年に87歳で崩御されました。

たくぞう
たくぞう
そんな人を悪者やと刷り込まれ続けてきたわけか・・。

 

そして平成の天皇、明仁上皇

私たくぞうにとっては、いちばん馴染のある天皇皇后両陛下です。

実は退位されると発表されたので、12月の一般参賀にはじめていってきたんです。

一般参賀

よくテレビで見るあの場所ですよ。

残念ながら推しの佳子さまは留学中でしたが、トップがこんなにやさしそうな国ってすごく幸せなことだと改めて感じることができました。

たくぞう
たくぞう
大阪から飛行機で日帰りやで。

 

そして、令和の今上天皇。

大学院の学歴と、留学経験を持たれるはじめての天皇です。

1960年2月23日生まれなので、天皇としてはお若くも感じますが、一般社会では定年を迎える人もいる年齢で、これからも激務をこなしていただくことになるわけです。

皇族の名前や敬称について

天皇家系図

天皇陛下に皇后陛下はさすがにわかりますが、それ以外になると怪しくなってきますよね。

ざーっと説明していきますよ。

令和の徳仁(なるひと)天皇陛下は、現在の天皇という意味で、今上(きんじょう)天皇とも呼びます。

ちなみに、天皇も今上も敬っている言葉なので、敬称(陛下)を付けなくても不敬には当たりませんが、昭和天皇や大正天皇のように、あたまに和暦をもってくるのは、亡くなってからなので注意してください。

またこの記事でもマスコミもわかりやすく名前を使っていますが、本来は名前を呼ぶのは、気安くてあまり良くない傾向にあるみたいです。

 

雅子さまは皇后陛下、雅子皇后です。

 

退位された平成の天皇は、上皇(じょうこう)陛下または明仁(あきひと)上皇陛下、美智子さまは上皇后(じょうこうごう)陛下、美智子上皇后陛下となります。

たくぞう
たくぞう
上皇は”じょうのう”じゃなくて”じょうこう”やで。

 

それ以外の皇族の敬称は基本的に殿下(でんか)になるようです。

愛子さま:愛子内親王殿下(ないしんのうでんか)

 

文仁さま:秋篠宮文仁(あきしののみやふみひと)親王殿下
※(皇嗣(こうし)殿下)

紀子さま:文仁親王妃(ふみひとしんのうひ)紀子殿下

眞子さま:眞子(まこ)内親王殿下

佳子さま:佳子(かこ)内親王殿下

悠仁さま:悠仁(ひさひと)親王殿下

 

秋篠宮って苗字っぽいですけど、苗字ではないので注意してください。

皇族に苗字はありません。

 

天皇陛下のお仕事(公務)って何?

天皇陛下といえば日本の象徴として、大事な場面で表舞台に立つことだけが、仕事だと思っている人も多いかも知れません。

でもそれはほんの一部です。

85歳で退位された上皇陛下ですが、そのお年で一般ではありえない激務をこなされていたことがわかります。

 

天皇陛下のお仕事
・宮中祭祀
・人と会う
・ご執務
・その他

 

皇室でいちばん優先される仕事は宮中祭祀。

主に国家、国民のためにお祈りということですが、元旦の早朝からはじまり、年に約30回行われます。

 

その次が人と会うという仕事です。

日本を訪れている各国の大統領や元首などの国賓や要人。

オリンピック入賞者など、各分野で功績を残した人。

一般のボランティアや慰問。

平日はほぼそういったスケジュールで埋まり、土日に予定が入ることも多々あります。

 

そしてご執務といわれる週二回の書類決済。

法案や条約に関する書類や、勲章を授与したものの名簿などに目を通して、署名、押印する仕事です。

すごい数ということですが、重要な書類のためにすべて目を通さなくてはいけません。

静養中や、地方へ出かけているときも、休むことは許されないということです。

そして年に1000件を超える電報の作成や、日本古来の伝統の仕事として、稲作なども種まきから収穫までを行っているといいます。

たくぞう
たくぞう
どっかの国のトップとはえらい違いやで。

 

女性天皇、女系天皇の問題とは?

女系天皇

最近、女性天皇問題が騒がれていますよね。

女性天皇反対!だとか賛成!だとか。

男女平等の時代なんだから、天皇が女性でもいいじゃないか!とか、女性を差別するな!といっている人もいますが、そもそも何が問題なのかもわかっていない人が多いのではないでしょうか。

実際にNHKが行ったアンケートでは、女系天皇に賛成する人は7割を超えたけど、女系天皇の意味を知っている人は半分を下回ったそうです。

単純な話ではありませんが、概要だけをカンタンに説明したいと思います。

 

何が問題なのか?

天皇は約2600年の間、同じ家系で続いてきたわけですが、それが途切れてしまう危機が訪れるかもわからない状況にあるわけです。

なぜなら現在の次期天皇候補は、悠仁さまただお一人だけだからです。

 

なぜ2600年も続いているのに今?と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、単純に終戦後に51名の皇族(旧宮家)が離脱したからです。

天皇家は愛子さまの一女、秋篠宮家(便宜上)は一男二女と、男性は悠仁さまだけで、これまでにないピンチを迎えているわけです。

 

女性天皇だといけないのか?

女性天皇自体を反対する声は、そこまで多くありません。

ですが、一時的なピンチヒッターとしてなら、という話です。

 

なぜなら女性天皇が産んだ子が、天皇を継ぐとなると、2600年の血が変わって、新しい王朝が誕生するということになるからです。

女性天皇が産んだ子が、天皇になる場合、それが男であっても女であっても女天皇ということになります。

 

たとえば、眞子さまが即位されるとして、世間を騒がせている小室圭さんと結婚したとしたら、小室家が新しい王朝になるわけです。

あまり深く触れませんが、国民はズッコケるでしょう。

 

これは極端な例ですが、天皇は神道の長でもあり、能力があればいいというわけでもありません。

女系天皇を許容するということは、日本を根本的に覆してしまうことになるかも知れないのです。

順当に悠仁さまが次期天皇に決まったとしても、男子が少ない問題は引き続きそうですね。

 

最初に話したように、女系天皇を賛成している人は、何も知らないくせに感情だけで話している人が多いように思います。

今上天皇の即位の礼でもわかったように、世界の要人にも尊敬されている日本の天皇陛下。

そんな天皇の歴史を覆したい人たちといえば、あまりにも無知なフェミニズムか、日本をダメにしたい左翼や、日本人づらした半島や中国の工作員が大半ではないでしょうか。

しっかりと日本人としての意見を持っておくのが大切です。

 

まとめ

天皇とは何なのか?どんな仕事をしているのか?そんな疑問をサクッとまとめるつもりが、ダラダラとした文になってしまいました。

天皇というとすぐに右翼といわれるおかしな国ですが、私たくぞうは国民のことをいつも祈って下さっている日本の天皇陛下を誇りに思います。

世界にはトップが独裁者の国だってあるのに、日本のトップはあんなに腰が低くてやさしそうな笑顔をふりまいているのですから。