こんにちは、アラフィフ独男のたくぞうです。
新型コロナウィルスによって、外出を自粛の日々。
俗に言うフリーランスというやつなので、もともと週に３～４日ぐらいしか出かけていませんでしたが、それでも完全に引きこもるのは中々きついです。
体も動かさないといけないし、ゲームでも買おうか。
ということで、買いましたVR!
Oculus Quest（オキュラスクエスト）という機種です。
このご時世ですから、品薄だったので、入荷は1カ月半先。
「メルカリ」でサクッと購入しました。
はじめてのVR機器だったので、わからないことも多かったので、これから買う人の参考になるかどうかはわかりませんが、レビューしたいと思います。
なぜOculus Questを選んだのか？
Oculus Quest：2019年5月発売
64GB：49,800円
128GB：63,800円
VRの機器といっても、いろんな種類がありますが、なぜOculus Questを選んだかというと
１、コードがなくてシンプルだったから
２、設定が簡単そうだったから
３、体の動作の自由度が高いから
コードレスでややこしくない
プレステのVRとかみてると、やたらコードがあるイメージ。
プレステ本体もいるし、配線とか大変そうですよね。
でもOculus Questは、コードがありません。
パソコンも必要ありません。
PSVRだと、おそらく箱にしまったら、次に出すのが億劫になることは目に見えていますが、Oculus Questなら本体とコントローラーだけなので、いつでも手軽に遊ぶことが出来るんです。
起動も早く、頭にかぶって電源を入れたら15秒ほどでホーム画面に行けます。
設定もカンタン！
配線もないので設定もカンタンです。
スマホに専用のアプリを入れて、指示に従うだけ。
Oculus Questのコード番号を入力して、WiFi設定をするだけです。
コントローラーとのペアリングも一瞬でした。
アカウントはFacebookのものも使えるし、すぐに新たに作ることもできます。
６DoFで、体の自由度が高い
他の機種を知らないのでよくわかりませんが、首から上だけではなく、位置をポジショニングすることにより、よりリアルに仮想世界との連動が可能になるわけです。
運動不足の解消も目的の一つなので、この機能は絶対に必要だと思いました。
買う前に不安だったこと
筆者が買ったのは128GB仕様で、定価が63,800円だったのですが、メルカリで買ったので、ケース付きで64,000円でした。
最悪の場合、メルカリでもヤフオクで売ればいいと考えていたのですが、それでもなかなかの高い買い物なので、不安も少しありました。
１、海外製なので、サポートが心配
２、ネット回線はWiMAXだけど大丈夫？
３、動画やゲーム・アプリの購入はカンタン？
Oculus Questは海外の製品です
Oculus QuestはFacebookの会社がやっているみたいです。
Amazonでも購入できますが、公式は海外のサイトで、基本的には海外から送られてきます。
日本語に対応している部分もありますが、困ったことがあると、最終的には海外のサポートに問い合わせるようにURLが貼られるようです。
つまり、故障するとちょっと面倒なことになります。
私たくぞうは、パソコンやスマホを買っても保証には入らないタイプなので、あまり気になりませんが、保証やサポートを気にする人には、ちょっとハードルが高いかも知れません。
インターネット回線の環境、光じゃないとキツイ？
購入する前は、ネット回線にも不安がありました。
というのも、筆者は光回線ではなく、WiMAX（ワイマックス）というポケットWiFi型のWiFiルーターを使っているからです。
速度は30Mbps前後で安定してるのですが、使いすぎると通信制限にかかるという弱点があるんです。
※WiMAXは３日で10GBを超えると、翌日の18時～翌2時まで、約1Mbpsの速度に落とされます。
結果から言うと、通信制限（18時から遅くなること）をあきらめれば、ほぼ問題なく使えます。
Oculus Questを買って、最初の方はゲームや動画をダウンロードすることが多いので、完全に通信制限にかかってしまいます。
通信制限にかかっていない状態なら、初日はいくらでも使いまくれますが、翌日からは18時までにダウンロードしておけばOKです。
その他の光回線以外のネット回線を使っている人は、あまり遅いとダウンロードにけっこうな時間がかかったり、途切れてうまくできないかも知れません。
WiMAXは通信制限はあるものの、それ以外の時間はけっこう速いので、うまくやっていけそうです。
アプリや動画の購入はカンタン？
アプリやゲームを購入するときは、VRの画面のショップからカンタンに購入することができます。
スマホのアプリにクレジットカードの情報を登録しておけばOKです。
動画は動画配信サイトが提供しているアプリ「DMM」などを、VR画面でダウンロードすれば、スマホやパソコンで購入したものをVRで視聴することができます。
アプリ・ゲーム、動画の容量について
購入前に、アプリやゲーム、動画などの容量も気になっていたので、ちょっと触れておきます。
アプリやゲームの”デモ版”の容量が約200～800MB程度で、ダウンロードにかかった時間は数十秒～数分程度。
ゲームはものによって大きく違うと思いますが、スターウォーズの「Vader Immortal」とかいうゲームが、約2.6GBでダウンロードにかかった時間は10分位だったと思います。
動画はどうか？
YouTubeなどの動画を見るのは、パソコンやスマホなどでみるのと変わらないと思います。
大画面でみれるので、動画によってはちょっと楽しいです。
360度動画なども、見ることができますが、通信量が多いので、ネット回線があまり遅いと、途切れたり画質が乱れるかもです。
そもそもYouTubeの360度動画は、大きさがでたらめなので、あまり期待しない方がいいですね。
配信動画を購入する場合
※ここでは、男性御用達の動画配信サービス「FANZA」での利用を元に書いていきます。
ストリーミングといって、YouTubeを視聴するように、本体の容量を使わないパターンと、ダウンロードして本体に保存してから楽しむ方法があります。
・ストリーミング：そのまま視聴
・ダウンロード：本体に保存して視聴
速度の速い光回線（実測約100Mbps以上）の人は、ストリーミングで好きな時にみればいいでしょう。
でも普通は、ネット回線の速度は数十Mbpsという人がほとんどだと思います。
10Mbpsも出ないという人も多いかも知れません。
画質を落としてストリーミングすることもできますが、HQ（ハイクオリティ）で楽しみたい動画もあるでしょう。
そういう場合は、時間はかかるけれども、ダウンロードで保存してから視聴すれば、途中で途切れることもなく、鮮明な画質で視聴できるわけです。
ただし、HQ動画をダウンロードするとなると、容量が気になりますよね。
実際にダウンロードするときには、容量が表示されるので、それによって画質を選択することも出来るのですが、ある程度の目安を書いておきます。
１時間の作品のダウンロード容量の目安
HQ動画：13GB
通常画質：6GB
低画質：1.5GB
最近は200分とか400分の動画なんかも多いですから、HQ動画で保存するのは、本体の容量も使うし、ダウンロードの時間もかかるので、なかなか大変ですね。
ちなみに筆者は6GBのダウンロードに30分ほどかかりました。
※HQ版を購入しても、画質を落としてダウンロードすることもできます。
人それぞれだと思いますが、普段は通常画質でストリーミング、もしくはダウンロードをして、よほど気に入った作品だけHQ画質でダウンロードして保存すればいいのではないでしょうか。
その他の買う前に気になったこと
大したことではないけど、買う前にちょっと気になっていたことを書きます。
64GBと128GBはどっちを選んだらいい？
私たくぞうは、64GBを買うつもりが、メルカリで128GBしか出品されていなかったので、128GBを買いましたが、通常なら64GBで十分だと思います。
ゲームを好きなだけダウンロードしても、64GBあれば困らないぐらいの容量です。
動画も何本かぐらいなら、保存しておけるでしょう。
部屋の広さはどれくらい必要？
部屋が見えない状態で、動くわけですから、どれくらいのスペースが必要なのか気になりますよね。
動画を視聴するだけなら狭くてもいいですが、ゲームやアプリをするのなら、最低でも２ｍ×２ｍのスペースが必要です。
もっと広いと余裕が持てますが、これだけあればとりあえず大丈夫でしょう。
ぶつかったりしない？
画像のようにガーディアンといって、安全に動ける範囲を最初に設定します。
ここに近づくと、青い檻のような線が出現して、赤くなって知らせてくれるので、無茶しない限り、壁や物にぶつかることはないと思います。
パソコンは必要？
設定はスマホで行うので、基本的にパソコンは必要ないです。
逆にスマホがないと設定できません。
バージョンがあまり古すぎると、アプリが使えないので注意してください。
（Androidは6.0以上、iPhoneはiOS 10以降）
パソコンでさらに高度な使い方ができるみたいですが、パソコンのスペックも高くないといけないし、あまり気にしなくていいと思います。
重くない？
重量は約５８０gで、重くはないのですが、長時間付けていると、締め付けもあるのとで、ちょっと疲れますね。
でも没頭すると、重さとかは忘れてしまいます。
酔わない？
ジェットコースターの動画を見てたらちょっと酔いました。
動画でもゲームでも、乗り物系や勝手に動く系は酔いやすいみたいです。
レーシングゲームを購入したものの、酔うので無理でしたが、オキュラスのゲームは購入から２週間以内で２時間以内のプレイなら、理由を問わずカンタンに返金してもらえるので安心して下さい。
VR動画ってどんな感じで見える？
けっこうリアルで、画質がいいものは、本当にそこに人がいるような感じすらしますが、動画は視点が固定されているので、視点やサイズが重要になってきます。
動画によってはかなり楽しいです。
サメの動画を見て怖がっているユーチューバーがいましたが、動画と分かっているので、正直そこまでのバーチャル感はありませんでした。
動画によりけりということですね。
ヘッドフォンは必要？
本体のスピーカーから聞こえるので、無くても大丈夫ですが、音を出したくない時や、没頭したいときは、本体のイヤホンジャックにヘッドフォンを挿せばOKです。
VR用のマスクは必要？
売ることを全く考えていなかったら必要ないかも知れませんが、そのままだと汗をかいた時に、吸い込む素材なので、ちょっとした対策はした方がいいでしょう。
化粧なんかも付いちゃうみたいですね。
筆者はいちいちマスクをするのも面倒なので、取り付けタイプのシリコン製のカバーを購入しました。
ゲームは難しい？
日本語に対応しているものは少ないですが、チュートリアルもありますし、複雑な操作はないので、英語がわからなくても、まず問題ないといえます。
ただゲームやアプリはメジャーなもの以外、ネット上に日本語でのレビューが少ないので、買ってみないとわからないというのがちょっと残念です。
ゲームは有料しかない？
とりあえずは、デモプレイできるソフトがいくつか入っていて、無料でダウンロードできるものもいくつかあるので、それをやってみるだけでも、結構楽しめます。
一通りやってみてから、評価やレビューなどを参考に、購入するといいでしょう。
充電はどれくらい持つ？
通常の利用だと約２時間ぐらい持つみたいです。
実際に計ったわけではないのですが、感覚的にもそれぐらいですね。
ホーム画面で電池の残量を見ることもできます。
充電コードが長いので、激しくないゲームなら、充電したまま使うこともできますよ。
動画で映画を見る時なんかは、充電しながらでいいでしょう。
Oculus Questレビューまとめ
ファミコン、スーパーファミコン、プレステ１，2。
それ以降ゲームをすることはほとんどなくなっていた筆者ですが、久しぶりにおもちゃを手に入れた！という感じです。
買ってよかったと思います。
PSVRが出てから、VRが欲しかったのですが、今更PS4を買うのも何だし・・と思って躊躇してましたが、自粛生活のストレス発散という名目で、やっと購入に踏み切ることができました。
値段は安くないですが、４カ月経った今でも毎日のように遊んでいるので、十分に元は取れています。
もっと知りたい方は、追加記事「オキュラスクエストって何ができる？」をご覧ください。
