旅行

アラフィフの東南アジア一人旅その⑦マレーシアへ

ペナン島

こんにちは、アラフィフ男のたくぞうです。

約1か月の東南アジア一人旅その⑦でございます。

その①タイのバンコク~カンボジア

その②カンボジアのプノンペン

その③ベトナムのホーチミン~

その④ベトナムのニャチャン~ホイアン

その⑤ベトナムのハノイ~ラオスへ

その⑥ラオスのバンビエン~バンコク

スタートのバンコクへ戻ってきて、鉄道で最終のマレーシアに向かいます。

東南アジア地図⑦

27日目:バンコクのファランポーン駅~

14時45分発の列車で、車内泊をして明日の13時頃にマレーシアのバタワースとう街に到着します。

なぜその街なのかというと、単純に「深夜特急」の真似です。

その街からフェリーですぐに島に渡れるので、そこへ行ってみようと思ったんです。

朝早く起きたのですが、チェックアウトは12時でいいというので、ゆっくりすることにしました。

11時半に最後のマッサージに行って、マクドナルドで昼食をとりました。

どうでもよかったのですが、10バーツでポテトとドリンクのサイズが大きくなるとすすめられたので、頼んだら日本にはないサイズのドリンクとポテトになりました。

マクドナルドのセット

タクシーでファランポーン駅へ。

ファランポーン駅構内

外人だからか、なんか親切に教えてくれる人がいたので、すんなりと列車に乗ることができました。

列車内

よくあることですが、列車に乗ってみると冷房がきついんです。

風邪を引くと思ったので、短パンから長ズボンに履き替えました。

席は4人掛けに、私たくぞう一人だけなので、ゆったりできそうです。

よくあることですが、30分遅れの15時15分に出発。

夕食のメニューを持ってきて、選ぶように言われました。

列車の食事のメニュー

時間は18時、19時、20時に指定できるので、20時に指定してビールも追加で頼みました。

タイの車窓

たいした車窓ではないですが、心にしみます。

19時50分になると、足元からテーブルをセットして、食事が運ばれてきました。

なかなかの量で、ビールも大ビンなので、満腹に。

列車の食事

私たくぞうは、タバコをやめましたが、その時はまだ吸っていたので、駅で止まった時にちょっと降りて吸っていましたが、もう駅にとまることもなさそうなので、吸えるところはないか尋ねると、トイレで吸えと言われました。

しょうがないので、トイレで吸って戻ってくると、さっきまでいなかった奴らが、私たくぞうのシートのところで食事をして騒いでいたんです。

ちょっと態度がでかくて、面倒なことになりそうな気もしたのですが、そのうちの一人が悪そうにして一応シートからはどいたので、事なきを得ました。

係りの人が、シートをベッドにしてくれて22時半ごろ眠りにつきました。

28日目:マレーシアのペナン島へ

6時ごろ明るくなったので起床。

8時に朝食が運ばれてきました。

10時過ぎに、国境の駅パタンブザール駅に到着。

パタンブザール駅

「深夜特急」で見たときよりも、駅はかなりさびれていたのですが、それ以外は全くおなじだったので、感動しました。

降りてみると、出発したときは長かった列車が、いつのまにか2両だけになっていたのにもびっくりです。

30分ほど停車していたので、駅にあった両替所でタイバーツをマレーシアリンギットに両替することができました。

国境を超えると、同じような景色でありながら雰囲気がかわりました。

15時にバタワースに到着です。

よくあることですが、13時に到着のはずだったので、2時間遅れです。

駅には何もなく、矢印通りに進んでいくとフェリー乗り場があります。

改札で約30円ほどのお金を入れて入場して、5分ほどで出発でした。

ペナン島行のフェリー

乗っている時間は約12分でペナンに到着です。

とりあえずムチャクチャ暑いので、歩き回る気にもならず、宿を探すことに。

中華系の宿にチェックインしました。

ペナン島の安宿

一番奥のじめっとした部屋で、エアコンはくさくて、鍵は南京錠でしたが、何処も似たりよったりでしょう。

宿が決まると、ちょっと元気が出たので、街を散策します。

インド人街もあってなかなか雰囲気はよさそうです。

世界遺産地区らしいのですが、路駐が多くて歩き辛いのが困ったものです。

ペナン島の街並み

お腹が空いたので、インド料理屋に行ってタンドリーチキンとナンとマンゴーラッシーを食べて外へ出ると、声をかけてくるおじさんがいたんです。

下手な日本語で「仕事ない、お金ない、少しください。」と言ってきました。

よくあることですが、こういった人にしては身なりがこぎれいで、ちょっと不思議でしたが、2リンギ(60円弱)あれば、ご飯が食べれるというので、3リンギあげました。

宿でしばしの間休憩したら、もう暗くなっていたので、夕食を食べようと出かけました。

少し歩くと Red Gardenという屋台街があったので行ってみることに。

20件ぐらいの屋台が円形状に並んでいて、真中にテーブルがたくさんセットしてあります。

Red Garden

テーブルには番号があって、屋台で注文するときに番号を伝えると、出来上がってから運んでくれるというわけです。

ドリンクは椅子に座ると、注文を取りに来てくれます。

美味しそうなものがたくさんあったのですが、いかんせん昼食が遅かったもので、軽いラーメン的なのとコーラだけいただきました。(約150円)

29日目:ペナン島のビーチへ

8時頃起きて宿の隣のカフェで朝ごはんを食べました。

荷物をまとめて、ビーチの近くに移動することに。

バスで30分ほどのバトゥフェリンギという町で降りて、目印のパークロイヤルホテルを発見。

そのそばに安宿街があるはずなんです。

少年が宿からの紹介料ほしさに声をかけてきました。

自分でも探せそうだったのですが、付いていった宿の値段が100リンギ。

昨日の倍の値段です。

宿のおねーちゃんが言うには、この辺は高くて、トイレシャワー共同なら、50リンギのところもあるとのこと。

ウソを言っている感じでもなく、雰囲気がよかったので、そこに2泊することにしました。

2泊するなら、ということで1泊90リンギにまけてくれました。

ただWiFiがないのだけが残念です。

連れてきた少年が、チップをねだってきましたが、おねーちゃんに「もう私があげたでしょ。」といって怒られていました。

おねーちゃんはフィリピンから出稼ぎに来てるということです。

ペナンの海

砂浜を歩いて適当なところで道路に出ると、インド料理屋があったので、チキンカレーをマンゴーラッシー。

2泊することを考えると、水着があった方がいいような気がしました。

でも今更ということもあるし、もし安かったら買おうと思って、海の家的な店をのぞいてみると、日本円で約380円だったので買うことに。

ただ一緒に買ったオイルが千円以上したのが誤算でした。

海パンをはいて寝転んだり泳いだり。

生暖かいのですが、やっぱり海は気持ちがいいです。

ペナンの夕陽

夕方になって夕陽を見ようと外へ出たら、宿のおねーちゃんとオーナーのおっちゃんが二人で話してたんです。

たしかこのあたりに「深夜特急」で主演の大沢たかおが泊まった設定の宿があるはずなので、場所を聞いてみようと思いました。

アーベンゲストハウス

アーベンゲストハウスというので、「Do You Know Ah‥」とたずねかけるとと、おねーちゃんが「アーベンゲストハウスでしょ?」といってきたんです。

「日本人は絶対にたずねてくるけど、なんでなの?」と逆に質問されました。

おねーちゃんもオーナーのおっちゃんも、ずっと不思議に思っていたそうです。

深夜特急のペナン島の場面

そこで深夜特急のYouTube動画をみせると、いままでの謎が解けたようで、すごく納得していました。

宿は数年前に壊されたそうですが、20年ぐらい?前のドラマなのに、いまだにたずねてくる人がいるのがすごいと思いました。

マレーシアにはイスラムの人が多いので、夕日の海にコーランが鳴り響いていました。

夜になって街に出ると、昼間は何もなかった歩道に延々と屋台が並んでにぎわっています。

昨日と同じような屋台街で、ビールを頼み、それをテーブルに置いて、食べ物を注文しに行きました。

サテー

サテーとエビのソテーと焼きそばとビール二本。

マレーシアはビールの料金が日本並みに高いのが残念です。

一本430円でした。

程よく酔っ払って宿に帰ったのが22時過ぎです。

30日目:ペナンのビーチ2日目

WiFiが使えないので、WiFiを使うために朝食を兼ねてマクドナルドへ。

昨日の屋台がみごとに片づけられてて跡形もありません。

マクドナルドで注文してWiFiを使いたいというと、よくわからないことを言われたのですが、ログイン画面を適当にいじっていると、なぜかつかえるようになりました。

戻って海でひと泳ぎすると、クラゲに刺されてしまいけっこう痛かったです。

昼食はケンタッキー。

お金がないので、セブンイレブンのATMでお金を引き出しました。

毎回クレジットカードでキャッシングするたびに、適当にボタンを押してるので、変なことになってないかちょっと不安だったりしますが、しかたがありません。

とりあえず毎回お金は出てきています。

急にパラセイリングがしたくなったのですが、ちょうど声をかけてきたのでやってみることにしました。

料金は2000円です。

海に落ちてズボンが濡れるか心配だったのですが、大丈夫、濡れないというので一安心。

ボートで少し移動した場所から空に上がっていきます。

ゆっくりなので怖くもないし、そこまでの高さでもないから、どうってことなかったけど、まあまあ楽しかったです。

ただ帰りにボートで送ってもらって、降ろされたときに、お腹まで海に浸かりズボンはビショビショに。

嫌な予感がしたのでスマホを宿に置いていたのは、不幸中の幸いでしたが、ズボンは明日までに乾きそうにありません。

それにしても、イスラムの女性は黒づくめの服のままアクティビティをやっているのがすごいと思いました。

そのまま海に入っている人も。

夜は屋台に行きましたが、混んでてテーブルが空いてないので、マクドナルドへ。

みんな家族買いで、ややこしい注文の仕方ばっかりするので、20分以上も待たされました。

明日は最終目的地のクアラルンプールへ向かいます。

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